対地攻撃衛星ルーカサイトの凄まじい威力。
葬儀社を支援する、アフリカ連合やリーブネイションズからの増援部隊は全滅し、その場にいたガイも負傷、葬儀社は圧倒的不利な状況での作戦決行を余儀なくされる。
ルーカサイトをコントロールするコアの停止には、シュウの力と城戸研ニ(きどけんじ)のヴォイドが不可欠であった。
しかしシュウは、ガイへの嫉妬と不満、また任務の責任の重さから、作戦への参加を拒んでしまう。
だが、そんな彼をいのりが導き、予想だにしなかったガイの本心に触れたシュウは、共に戦う決意をする。
そして、作戦は動き出す。犠牲者を出しながらもコントロールルームに辿りついたシュウ。
復讐心に燃えたダリル・ヤンの暴走によってコアは破損し、制御を失ったルーカサイトが落下をはじめる。
墜落地点は――東京。
ガイは己の罪を背負い、自らの命を賭けて衛星の破壊を試みる。
「また見ているだけなのか……僕は?」――何もできないことを悔やむシュウに、囁く声が聞こえてきて……